少年サッカーのフリーキック|直接・間接の違いと8人制7m

少年サッカーのフリーキックでキッカーと守備側の壁、ゴール前の位置関係を描いたルール解説画像


少年サッカーの試合でファウルの笛が鳴り、フリーキックになった場面。「これはそのままシュートしていいの?」「審判が片手を上げているのは何?」と迷うことがあります。

フリーキックには直接フリーキックと間接フリーキックがあり、相手ゴールへそのまま入ったときの扱いが違います。また、小学生年代でよく使われる8人制では、相手競技者がボールから離れる距離も11人制とは異なります。

この記事では、JFAの現行競技規則と8人制サッカー競技規則をもとに、親が試合中に見分けやすい順で整理します。

目次

直接FKと間接FKの違いを先に比較

直接フリーキック間接フリーキック
相手ゴールへ直接入る得点になる別の競技者に触れなければ得点にならない
主審の合図通常の再開片腕を上げたシグナルを出す
8人制で相手が離れる距離原則7m原則7m
親がまず見る点反則の種類主審の腕が上がっているか

観戦中は反則名を全部覚えるより、「直接か間接か」「主審の腕が上がっているか」を先に見ると、その後のゴール判定を理解しやすくなります。

先に結論|親が覚えたい3点

  • 直接フリーキックは、相手ゴールへ直接入れば得点になる
  • 間接フリーキックは、別の競技者が触れてからでなければ得点できない
  • 8人制サッカーでは、相手競技者は原則としてボールから7m以上離れる

反則名を全部覚えるより、まず主審のシグナルを見て「直接か間接か」を確認する方が、観戦では分かりやすいです。

直接フリーキックと間接フリーキックの違い

種類相手ゴールへ直接入った場合主審の見え方
直接フリーキック得点になる攻める方向を示す通常のFKシグナル
間接フリーキック得点にならず、相手のゴールキック主審が片腕を頭上に上げる

間接フリーキックでは、キックされたあとに味方・相手のどちらでもよいので、別の競技者がボールに触れてからゴールへ入れば得点の可能性があります。

主審が片手を上げていたら間接フリーキック

JFAの競技規則では、間接フリーキックを示すとき、主審は片腕を頭上に上げます。キックが行われ、他の競技者が触れるなどして間接フリーキックの条件が終わるまで、そのシグナルを続けます。

親が観戦するときは、「どんな反則だった?」と考える前に、審判の腕が頭上に上がっているかを見ると整理しやすいです。

直接フリーキックがそのままゴールに入ったら?

直接フリーキックが相手ゴールへ直接入った場合は、そのまま得点になります。ゴール近くのファウルで、キッカーが直接シュートを狙う場面はこれです。

ただし、守備側のペナルティーエリア内で直接フリーキックに相当する反則が起きた場合は、通常はペナルティーキックになります。試合では審判の再開シグナルを確認してください。

間接フリーキックが直接ゴールに入ったら?

間接フリーキックが、他の競技者に触れないまま相手ゴールへ直接入っても得点にはなりません。この場合は相手チームのゴールキックで再開します。

ゴール前で「入ったのに得点にならない」ように見えるときは、主審が間接フリーキックのシグナルを出していなかったか確認すると理解しやすいです。

自分のゴールへ直接入った場合は?

直接・間接のどちらのフリーキックでも、キッカーが蹴ったボールが他の競技者に触れず自分のゴールへ直接入った場合は、相手チームの得点にはならず、相手チームのコーナーキックになります。

「自陣のフリーキックを戻したらそのまま入った」という珍しい場面でも、オウンゴールとしてそのまま得点になるわけではありません。

8人制では相手は7m以上離れる

JFAの8人制サッカー競技規則では、フリーキックのとき、相手競技者はボールがインプレーになるまでボールから7m以上離れるとされています。

テレビで見る11人制サッカーでは9.15mが基準なので、小学生の試合を見て「壁が近すぎるのでは?」と感じることがあります。8人制では7mという違いを押さえておくと混乱しにくいです。

毎回、審判が壁を7mまで下げるのを待つ?

フリーキックでは、攻撃側がすばやく再開する場面もあります。相手側が意図的にボールの前へ立って再開を妨げてよい、という意味ではありません。

親が観戦するときは、壁の距離を自分で測るより、審判がプレーを止めて距離を管理しているのか、攻撃側がすぐ再開したのかを見る方が試合の流れを追いやすいです。

どんな反則が直接・間接になる?

大きく見ると、相手を蹴る、押す、つまずかせる、チャージするなど、身体的接触を伴う反則は直接フリーキックにつながることがあります。一方、危険な方法でのプレーや、身体的接触を伴わず相手の進行を妨げる行為などは、間接フリーキックになる場合があります。

ただし、反則の細かな判断は状況によって変わります。保護者が観戦するために全項目を暗記する必要はありません。まず審判のシグナルから再開方法を見るだけでも十分です。

親がフリーキックで見るなら、この4点

  1. 主審が間接FKの片腕シグナルを出しているか
  2. ボールを直接ゴールへ狙える場面か
  3. 8人制なら相手が7mを基準に離れているか
  4. 主審が再開を管理しているか、すばやく再開したか

この4点を順に見れば、反則名が分からなくてもフリーキック後の展開を追いやすくなります。

大会要項も確認する

小学生年代では大会や年代によってフィールド規格や運用が異なることがあります。8人制の基本規則を押さえたうえで、実際の公式戦では大会要項も確認してください。

8人制そのものの人数やコートの考え方は、少年サッカーの8人制を整理した記事でも確認できます。

まとめ

少年サッカーのフリーキックには直接と間接があります。直接フリーキックは相手ゴールへそのまま入れば得点。間接フリーキックは、別の競技者が触れてからでなければ得点になりません。

間接フリーキックは主審が片腕を頭上に上げるシグナルが目印です。さらに8人制では、相手競技者がボールから離れる距離は7mが基準です。

親は反則名をすべて覚えるより、審判の腕、直接ゴールできるか、7mの距離。この順で見ると、試合中のフリーキックを理解しやすくなります。

参考にした公式情報

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