「全日本U-12って、どんな大会?」「全国大会には何チーム出る?」「県大会で勝てばそのまま全国?」「8人制なの?」――少年サッカーU-12で最もよく聞く全国大会の一つが、JFA 全日本U-12サッカー選手権大会です。
結論からいうと、JFA全日本U-12は小学生年代の少年少女が、都道府県代表としてU-12サッカー日本一を目指すJFA公式全国選手権です。2026年は第50回大会として、12月26日〜29日に鹿児島県鹿児島市で全国大会が行われます。
この記事では、2026年のJFA公式大会要項をもとに、全日本U-12の位置づけ、参加資格、48チームの内訳、大会方式、8人制ルール、全国大会の日程を親向けに整理します。
| 項目 | 2026年大会 |
|---|---|
| 正式名称 | JFA 第50回全日本U-12サッカー選手権大会 |
| 位置づけ | U-12年代の日本一を決めるJFA公式全国大会 |
| 全国大会 | 2026年12月26日〜29日 |
| 開催地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 出場数 | 48チーム |
| 内訳 | 47都道府県代表+前年度優勝チーム枠1 |
| 競技人数 | 8人制 |
| 大会方式 | 1次ラウンド→16チームのノックアウト |
結論|全日本U-12は「小学生年代の日本一」を決める全国選手権
JFA公式は、全日本U-12を「小学生年代の少年少女が切磋琢磨し、日本一の座を目指す大会」と位置づけています。
単に勝敗だけを競う大会ではなく、大会趣旨には、サッカーの技術・理解の向上、リスペクトの精神、心身の成長、年代にふさわしいゲーム環境を提供することなどが掲げられています。
2026年は第50回という節目の大会です。JFAの大会ステートメントでも「PLAYERS FIRST」を軸に、勝利だけでなく子どもの成長や学びを重視する考え方が示されています。
2026年の全国大会は12月26日〜29日に鹿児島で開催
2026年の全国大会は、12月26日(土)から29日(火)まで鹿児島県鹿児島市で開催されます。
| 日程 | 主な内容 |
|---|---|
| 12月25日 | 開会式 |
| 12月26日 | 1次ラウンド 第1戦・第2戦 |
| 12月27日 | 1次ラウンド 第3戦・ラウンド16 |
| 12月28日 | 準々決勝・準決勝 |
| 12月29日 | 決勝 |
組み合わせは2026年11月26日に発表予定です。都道府県大会は10〜11月を中心に行われ、降雪地域の一部では9月から始まります。
全国大会は48チーム|47都道府県代表+前年度優勝枠
2026年全国大会の出場チームは48チームです。
- 47都道府県の代表:各1チーム、計47チーム
- 前年度優勝チーム枠:1チーム
第49回大会の優勝チーム都道府県は佐賀県のため、2026年は佐賀県に前年度優勝チーム枠が加わります。
ここが親には少し分かりにくいポイントです。「47都道府県なのに、なぜ48チーム?」という疑問は、前年度優勝チーム枠が1枠あるためです。
全国大会に出るには都道府県大会で優勝する
JFAの2026年大会要項では、全国大会の「参加チーム」「参加選手」は、原則として都道府県大会で優勝したチーム・選手とされています。
つまり基本構造は、各都道府県で代表決定大会を行い、その優勝チームが全国大会へ進む形です。
なお、都道府県大会までの入り方やシード、ブロック予選の有無、U-12リーグ順位の反映方法は地域によって異なります。全国までの詳しい勝ち上がりルートは別記事で整理します。
参加資格|JFA第4種登録とU-12リーグ参加が必要
2026年全国大会の参加資格には、いくつか重要な条件があります。
- 大会実施年度にJFA第4種へ加盟登録したチームであること
- 単一の加盟チームで構成され、年間を通じて継続的に活動していること
- 参加選手はその加盟チームに所属していること
- 都道府県大会で優勝したチーム・選手であること
- 参加チームがU-12リーグに参加していること
- 選手が健康で、保護者の同意を得ていること
特に覚えておきたいのが、全日本U-12は単発の県大会だけに出ればよい大会ではなく、U-12リーグへの参加が全国大会の参加資格として明記されていることです。
U-12リーグと全日本U-12の関係は、JFA U-12サッカーリーグとは?全日本U-12との関係で詳しく整理しています。
全国大会は8人制|11人制ではない
全日本U-12全国大会は8人制サッカーで行われます。
2026年の大会要項では、競技者の数は8名。交代要員は8名以内で、交代できる人数には制限がなく、いったん退いた選手も再び出場できます。
競技規則は、その年度のJFA「サッカー競技規則」と「8人制サッカー競技規則」に基づきます。
フィールドは長さ68m×幅50m、試合球は4号球です。U-12年代に合わせた競技環境が設定されています。
48チームから16チームへ|1次ラウンドは4チーム×12組
全国大会はいきなりトーナメントではありません。
まず48チームを4チームずつ12グループに分け、1次ラウンドのリーグ戦を行います。
- 勝利:勝点3
- 引き分け:勝点1
- 敗戦:勝点0
各グループ1位の12チームに加え、各グループ2位の中から成績上位4チームが決勝ラウンドへ進み、合計16チームになります。
決勝ラウンドは16チームのノックアウト方式
決勝ラウンドは、16チームによるノックアウト方式です。
- ラウンド16
- 準々決勝
- 準決勝
- 決勝
第3位決定戦は行われません。1次ラウンドで同じグループだったチーム同士は、ラウンド16では対戦しない組み合わせになります。
1次ラウンドで2位でも決勝ラウンドへ進める場合がある
全日本U-12の大会方式で覚えておきたいのが、グループ2位でも決勝ラウンドへ進める可能性があることです。
12グループの2位チームのうち、勝点、得失点差、総得点などで比較した上位4チームがラウンド16へ進みます。
そのため、1次ラウンドで1敗した時点で必ず敗退というわけではありません。3試合を通した勝点や得失点差も重要になります。
試合会場はラウンドによって変わる
2026年全国大会は、鹿児島市内の複数会場で行われます。
- 1次ラウンド・ラウンド16:フレッシュ青果スポーツランド、鹿児島県立サッカー・ラグビー場
- 準々決勝:鹿児島県立鴨池補助競技場
- 準決勝・決勝:白波スタジアム
全国大会へ進んだ場合は、複数日にわたる連戦と会場移動を含む大会になるため、選手だけでなくチーム・保護者側も遠征準備が必要になります。
全日本U-12とU-12リーグは同じものではない
名前が近いため混同されやすいですが、U-12リーグと全日本U-12は役割が違います。
| 比較 | U-12リーグ | 全日本U-12 |
|---|---|---|
| 役割 | 年間を通した公式戦環境 | 日本一を決める全国選手権 |
| 基本形式 | リーグ戦 | 都道府県大会→全国大会 |
| 全国出場 | リーグ優勝だけでは決まらない | 都道府県代表が全国へ |
| 関係 | 全日本U-12の参加資格・シード等に関係 | 参加チームはU-12リーグ参加が必要 |
フジパンCUPやバーモントカップとは別大会
全日本U-12以外にも、U-12年代にはフジパンCUPやバーモントカップなどがありますが、同じ勝ち上がりルートではありません。
- 全日本U-12:U-12サッカー日本一を決める全国選手権
- フジパンCUP:全国9地域で行われる地域大会
- バーモントカップ:U-12フットサル日本一を決める全国大会
主要大会の違いは少年サッカーU-12主要大会比較で横並びに整理しています。
親が全日本U-12を見るときに確認したい5項目
- 所属都道府県の代表決定大会の日程
- 県大会へ入るまでの予選・シード条件
- U-12リーグ順位が県大会にどう反映されるか
- チーム・選手の参加資格
- 全国大会へ進んだ場合の鹿児島遠征日程
特に1〜3は都道府県ごとに違います。全国大会のルールだけでなく、所属地域のサッカー協会や4種委員会の公式要項を確認する必要があります。
大会全体の位置づけを知ったら、次は「全国までの道」を見る
この記事では全日本U-12全国大会そのものを中心に整理しました。
次に重要なのは、所属チームが実際にどうやって都道府県代表になるかです。都道府県大会までの予選やリーグ順位の扱いには地域差があるため、「都道府県大会→全国」の流れは別記事で詳しく整理します。
U-12主要大会全体を先に見たい場合は少年サッカーU-12の大会一覧、年間時期はU-12大会の年間カレンダーも参考にしてください。
まとめ|全日本U-12は48チームで日本一を争う8人制全国大会
- JFA全日本U-12は小学生年代のU-12サッカー日本一を決める全国選手権
- 2026年は第50回大会で、12月26〜29日に鹿児島市で開催
- 出場は47都道府県代表+前年度優勝チーム枠の48チーム
- 参加チームはJFA第4種登録・U-12リーグ参加などの条件がある
- 競技は8人制
- 48チームを4チーム×12組に分け、16チームが決勝ラウンドへ進む
- 決勝ラウンドはノックアウト方式
全日本U-12を見るときは、全国大会だけでなく、所属都道府県で代表になるまでのルートまでセットで確認すると、チームの現在地が分かりやすくなります。

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