少年サッカーのU-12は、春から冬まで大会が途切れず、「次は何の大会?」「夏と秋では目標が違う?」と分かりにくくなりがちです。
2026年の主要大会を追うと、春は民間・国際大会の予選、夏はバーモントカップやワーチャレ本大会、秋は地域大会や全日本U-12の都道府県大会、冬は全日本U-12全国大会や草サッカーが大きな節目になります。
ただし、全国すべてのチームが同じ年間スケジュールで動くわけではありません。地域大会や県大会の時期、リーグとの接続は地域ごとに違います。このページでは、2026年の公式日程を例にしながら「春・夏・秋・冬のどこで何が動くか」を親向けに整理します。
| 時期 | 2026年に確認できる主な動き | 親が先に確認したいこと |
|---|---|---|
| 3〜5月 | TOBIGERI ONE U-12予選、ワーチャレ国内予選 | 参加申込、予選会場、本大会へつながる枠 |
| 6〜7月 | 夏大会の組み合わせ・選抜、地域大会の準備 | 遠征、宿泊、登録条件、チーム予定 |
| 8月 | バーモントカップ全国大会、ワーチャレ本大会 | サッカーかフットサルか、大会方式、会場 |
| 9月 | フジパンCUP各地域大会が進行 | 地域ごとの正式大会名・出場条件 |
| 10〜11月 | 全日本U-12都道府県大会が全国各地で進む | 代表決定方式、リーグとの接続、全国枠 |
| 12月 | 全日本U-12全国大会、全国少年少女草サッカー大会 | 全国大会日程、遠征、学校・年末予定 |
| 1〜3月 | フジパン系地域大会などが年度末まで続く地域もある | 新年度移行、次年代、地域大会日程 |
まず結論|U-12の1年は「春の予選→夏の全国大会→秋の代表決定→冬の全国大会」で見る
U-12大会の年間カレンダーは、全部の大会名を覚えるより、季節ごとの役割を見ると整理しやすくなります。
- 春:民間・国際大会の予選が動き始める
- 夏:バーモントカップやワーチャレなど全国規模大会
- 秋:フジパン系地域大会、全日本U-12都道府県大会
- 冬:全日本U-12全国大会、草サッカーなど
大会ごとの位置づけや「どこまで勝つと何へ進むか」は、少年サッカーU-12の大会一覧|主要大会と年間ロードマップで全体整理しています。このページでは「いつ頃動くか」に絞ります。
春|3〜5月は民間・国際大会の予選が動きやすい
春は、新年度のチーム編成が始まる一方で、夏の本大会へ向けた予選が早くから動く大会があります。
2026年のU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ国内予選は、4月4日の東京会場を皮切りに、奈良・茨城・北海道・岐阜・福島・熊本・山梨・広島で5月末まで行われました。全国9会場の予選から計15チームが本大会出場権を獲得する方式です。
TOBIGERI ONE U-12も2026年は3月末〜4月に関東、東海、北海道などの予選結果が公式発表されています。予選地域や出場枠は年度によって変わるため、「毎年この時期・この地域」と固定せず当年情報を確認しましょう。
春に親が見るポイントは、申込締切が大会本番よりかなり早いことです。チームが参加する大会なら、会場だけでなく宿泊・交通・選手登録・本大会の日程まで先に把握しておくと慌てにくくなります。
初夏|6〜7月は「大会そのもの」より夏の準備が増える
6〜7月は、大きな全国大会の開催前に、組み合わせ発表、選抜セレクション、遠征準備が重なる時期です。
ワーチャレでは2026年6〜7月に全国7会場で選抜セレクションが実施され、本大会へ参加する選抜チームのメンバー選考が進みました。チーム予選とは別に、個人が選抜チームを目指すルートもあります。
また、夏の全国大会へ進むチームでは、交通・宿泊、暑さ対策、チーム内の日程調整など競技以外の準備も増えます。保護者目線では「大会日だけ」ではなく、その前後を含めた予定で見ることが大切です。
夏|8月はバーモントカップとワーチャレ本大会が大きな節目
2026年8月は、U-12の全国規模大会が続きました。
JFA バーモントカップ 第36回全日本U-12フットサル選手権大会は、8月9日〜11日に東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場で開催されました。47都道府県代表各1チームと追加1枠の計48チームが出場し、フットサル日本一を決める大会です。
続いてU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2026は、8月21日〜24日に千葉県で開催されました。本大会はU-12による11人制です。
同じ「U-12全国大会」でも、バーモントカップはフットサル、ワーチャレは2026本大会が11人制サッカーです。夏は大会名だけでなく、競技形式まで確認すると準備の勘違いを防げます。
秋|9月は地域大会、10〜11月は全日本U-12都道府県大会が本格化
秋は、U-12の年間スケジュールで最も「地域による違い」が見えやすい時期です。
フジパンCUPは全国9地域で行われます。2026年は関東大会が9月5・6日、四国大会が9月12・13日、北海道大会が9月19〜21日と公式案内されています。一方で、ほかの地域は開催時期が異なり、2027年3月まで続く地域大会もあります。
全日本U-12は、JFAが2026年について「10月から全国各地で都道府県大会がスタート」と案内しています。ここで各都道府県代表が決まり、全国大会へ進みます。
ただし、リーグ戦の順位をどう使うか、都道府県大会への参加条件、代表決定の方式は地域ごとに異なります。秋になってから初めて調べるのではなく、春〜夏の段階で所属県の大会要項を確認しておくと、年間の目標が見えやすくなります。
冬|12月は全日本U-12全国大会と草サッカーが重なる
U-12の大きな節目になるのが12月です。
JFA 第50回全日本U-12サッカー選手権大会は、2026年12月26日〜29日に鹿児島県鹿児島市で開催されます。47都道府県代表各1チームに前年度優勝チーム枠1チームを加えた48チームで、日本一を目指します。
全国少年少女草サッカー大会の第40回大会も12月開催です。男子プレミアカップと女子プリンセスカップは12月19・20日、男子プリンスカップは12月26〜28日に予定されています。
年末は学校行事や家族予定とも重なりやすいため、全国規模の大会へ進む可能性があるチームでは、早めに年末日程を押さえておくと安心です。
1〜3月|「U-12の大会が終わる時期」は地域や大会で違う
12月の全日本U-12が終わるとU-12大会がすべて終わる、というわけではありません。
フジパンCUPは全国9地域で開催され、2026年度の公式発表では2026年9月の関東大会から2027年3月の関西大会まで続く案内が出ています。
また、地域のカップ戦や招待大会は年度末まで続くことがあります。6年生年代では卒団・中学年代への移行も重なるため、「大会」「卒団」「次チーム」の予定を別々に管理すると整理しやすくなります。
全国大会の日程だけ見ても、子どもの年間予定は分からない
年間カレンダーを作るときに注意したいのは、全国大会の日付だけを並べても、所属チームの実際の予定にはならないことです。
- 都道府県大会・地区予選の日程
- U-12リーグの開催日
- フジパン系など地域独自の大会
- 民間・招待大会
- 遠征・合宿
- 学校行事・家族予定
この6つを同じカレンダーへ入れると、「大会が多すぎる」と感じる理由も見えやすくなります。
親が毎年確認するなら、この4か所を順番に見る
- 所属チームの年間予定・参加大会
- 都道府県サッカー協会のU-12大会・リーグ要項
- 地域協会・大会主催者の地域大会情報
- JFA・大会公式の全国大会日程
この順番なら、全国大会の情報を見てから「うちのチームはこの大会に出るの?」と混乱しにくくなります。
まとめ|U-12の年間カレンダーは「季節ごとの役割」で見る
- 春はワーチャレやTOBIGERI ONEなど予選が動く
- 夏はバーモントカップとワーチャレ本大会など全国規模大会がある
- 秋はフジパン系地域大会と全日本U-12都道府県大会が大きな節目
- 冬は全日本U-12全国大会と草サッカーなどがある
- 1〜3月まで地域大会が続く場合もある
- 実際の年間予定はチーム・県協会・地域大会・JFAの順で確認する
まず季節ごとの大きな流れを知り、その上で自分の地域・チームの大会を重ねると、U-12の1年がかなり見通しやすくなります。

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