U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ(ワーチャレ)に出る方法は、所属チームで国内予選を勝ち上がる方法と、個人でワーチャレ選抜セレクションを受ける方法の大きく2つに分けて考えると分かりやすいです。
2026年のチーム予選は全国9会場で行われ、計15チームに本大会出場権が与えられました。一方、個人セレクションは全国7会場で行われ、約650人の応募者から最終的に36人が2つの選抜チームへ選ばれています。
ただし、チーム予選と個人セレクションでは参加資格・年齢条件・人数・費用・競技形式が違います。本大会そのものの年齢条件とも一致しないため、同じ「ワーチャレ」でも別の入口として確認する必要があります。
この記事では、2026年公式情報をもとに、ワーチャレ本大会へ出る2つのルート、チーム予選9会場と本戦枠、個人セレクション7会場、応募資格、費用、選考の流れを親向けに整理します。
| 比較 | チームで挑戦 | 個人で挑戦 |
|---|---|---|
| 入口 | ワーチャレ予選 | ワーチャレ選抜セレクション |
| 対象 | 4種登録チーム | 個人選手 |
| 2026年会場 | 全国9会場 | 全国7会場 |
| 年齢条件 | 2014年4月2日以降生まれ | 2014年4月2日〜2016年4月1日生まれの男子 |
| 競技 | 8人制 | 原則11人制のゲーム形式 |
| 本大会への枠 | 9会場合計15チーム | 36人を2チームへ選出 |
| 参加費 | 予選25,000円/本戦権獲得後20,000円 | 1・2次4,500円/最終合宿20,000円 |
ワーチャレに出る方法は大きく2つ
2026年に国内から本大会出場を目指す場合、大きく次の2ルートがあります。
- 所属チームで「ワーチャレ予選」に出場し、本戦枠を獲得する
- 個人で「ワーチャレ選抜セレクション」を受け、選抜チーム入りする
このほか、本大会にはJクラブ下部組織、海外クラブ、海外予選突破チームなども参加します。
大会全体の位置づけは、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジとは?で整理しています。
チームで出る|2026年は全国9会場でワーチャレ予選
2026年のワーチャレ予選は、4月から5月にかけて全国9会場で行われました。
対象地域は北海道・福島・茨城・東京・山梨・岐阜・奈良・広島・熊本です。
| 会場 | 日程 | 本戦枠 | 最大参加枠 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 4月4〜5日 | 1 | 16 |
| 奈良 | 4月11〜12日 | 2 | 32 |
| 茨城 | 4月18〜19日 | 2 | 32 |
| 北海道 | 5月5〜6日 | 1 | 32 |
| 岐阜 | 5月9〜10日 | 2 | 32 |
| 福島 | 5月16〜17日 | 2 | 32 |
| 熊本 | 5月16〜17日 | 2 | 32 |
| 山梨 | 5月23〜24日 | 2 | 32 |
| 広島 | 5月30〜31日 | 1 | 32 |
9会場の本戦枠を合計すると15チームです。
ただし公式には、海外クラブの参加状況や各予選の参加数に応じて本戦枠・大会フォーマットを調整する可能性があると案内されています。
チーム予選の参加資格|4種登録・2014年4月2日以降
2026年の国内予選では、参加資格として「4種登録チーム」であることが示されています。
- 4種登録チームであること
- 選手は2014年4月2日以降生まれ
- 本大会出場権を得た場合、8月の本大会へ参加できること
- 予選会場までの交通費・宿泊費・食費などを自己負担できること
本大会の年齢条件「2014年1月1日以降」と、国内予選の「2014年4月2日以降」は違います。
チーム予選に申し込むときは、本大会の大会概要だけでなく「ワーチャレ予選」の当年度要項を見る必要があります。
チーム予選は8人制|本大会の11人制とは違う
2026年のワーチャレ予選は8人制です。
一方、本大会は11人制。
つまり、予選を8人制で勝ち上がったチームが、本大会では11人制に切り替えて戦うことになります。
予選の試合時間は15分ハーフが基本で、一部20分ハーフを採用。決勝トーナメントで同点の場合は延長を行わず、3人制PK戦で勝敗を決めます。
予選はリーグ戦→決勝トーナメントが基本
最大32チームの会場では、4チーム×8グループで予選リーグを行い、各グループ1・2位の16チームが決勝トーナメントへ進む形が基本です。
東京会場は最大参加枠16チームのため、4チーム×4グループで予選リーグを実施しています。
本戦枠が1の会場では優勝チーム、本戦枠が2の会場では決勝進出2チームが本大会出場権を得るイメージです。
チーム予選の参加費はいくら?
2026年の予選参加費は1チーム25,000円(税込)です。
さらに、本大会出場権を獲得したチームは本戦参加費として20,000円を支払います。
これとは別に、各予選会場までの交通費、宿泊費、食費、本大会出場時の遠征費などはチーム負担です。
チーム予選は先着順|締切前でも埋まることがある
2026年のワーチャレ予選は、各会場の最大参加数に達した場合、エントリーを早期締切する方式でした。
そのため「締切日までに申し込めば必ず出られる」とは限りません。
翌年度に挑戦する場合は、公式サイトで予選会場・受付開始・最大参加枠が発表された時点から確認しておくのが安全です。
個人で出る|ワーチャレ選抜セレクション
所属チームがワーチャレ予選に出ない場合でも、個人で本大会を目指すルートがあります。
それが「ワーチャレ選抜セレクション」です。
2026年は、合格者から「大和ハウスDREAMS」と「大和ハウスFUTURES」の2チームを編成し、本大会へ出場しました。
2026年の個人セレクションは全国7会場
| 会場 | 日程 | 場所 |
|---|---|---|
| 広島 | 6月6日 | フタバフィールド |
| 大阪 | 6月13日 | 高槻市萩谷総合公園サッカー場 |
| 奈良 | 6月14日 | ナラディーア |
| 福岡 | 6月20日 | アメージングスポーツパーク福岡伊都 |
| 栃木 | 6月27日 | とちぎフットボールセンター |
| 東京 | 6月28日 | 南豊ヶ丘フィールド |
| 千葉 | 7月5日 | SMBC FIELD HONDA Football Area |
1次・2次選考は同日にゲーム形式で行われ、1次選考の合否はその場で発表。2次選考合格者は最終選考合宿へ進みます。
個人セレクションの応募資格
2026年の主な応募資格は次の通りです。
- 2014年4月2日〜2016年4月1日生まれの男子選手
- 将来プロ選手を目指す小学5〜6年生
- Jリーグ所属クラブの4種登録選手ではないこと
- 1・2次選考、最終合宿、本大会のすべてに参加できること
女子選手については、公式サイトで別の「U-13ワーチャレ女子選抜セレクション」が案内されています。
セレクションは何人制?
2026年の選考は11人制・4号球のゲーム形式が基本です。
ただし、福岡会場のみ8人制と案内されています。
チーム予選は8人制、本大会は11人制、個人セレクションは原則11人制と、同じワーチャレでも競技人数が違う点に注意してください。
最終選考合宿までの流れ
- 1次選考:ゲーム形式、その場で合格発表
- 2次選考:ゲーム形式、全会場終了後に結果発表
- 最終選考合宿:奈良県ナラディーアで1泊2日
- 最終合格者36人を発表
- 2チームに分かれて8月の本大会へ出場
2026年の最終選考合宿は7月18〜20日に実施され、参加者は事務局指定の2グループに分かれて1泊2日で選考を受けました。
2026年は約650人→110人→36人
大会公式の結果発表によると、2026年のワーチャレ選抜セレクションには約650人がエントリーしました。
そのうち110人が最終選考合宿へ参加し、最終的に36人が本大会メンバーとして選ばれています。
単純計算で見るとかなり狭い枠ですが、選考では技術だけでなく、ポジショニング、予測、判断力、プレーの連続性、インテンシティーに加え、最終合宿では自立心と適応能力も見られます。
個人セレクションの参加費
2026年の費用は、1次・2次セレクション参加費が4,500円(税込)です。
2次選考を通過して最終選考合宿へ進む場合は、合宿参加費20,000円(税込・宿泊費込み)が必要です。
このほか、セレクション会場や奈良の最終合宿までの交通費なども確認しておく必要があります。
チーム予選と個人セレクション、どちらを見ればいい?
所属チームがワーチャレ予選へ参加するなら、まずはチームで本大会出場を目指す形になります。
一方、所属チームが予選へ出ない場合や、個人として全国選抜に挑戦したい場合は、ワーチャレ選抜セレクションが入口です。
ただし、Jリーグ所属クラブの4種登録選手は2026年の個人セレクション対象外です。その場合は所属クラブ側の本大会出場ルートを確認する必要があります。
全日本U-12の「県代表」ルートとは考え方が違う
JFA全日本U-12では、基本的に都道府県大会を勝ち上がって県代表となり、全国大会へ進みます。
ワーチャレには全国共通の都道府県代表制がありません。
国内予選は9会場から本戦枠を争い、個人選抜も別ルートとして存在します。
そのため「県大会で何位ならワーチャレへ行ける?」という考え方ではなく、ワーチャレ独自の予選・選抜へ参加すると理解するのが正確です。
本大会への出場が決まった後に確認すること
- 8月の本大会4日間に参加できるか
- 予選8人制から本大会11人制への準備
- 本大会参加費・交通・宿泊
- 登録選手・大会規定
- 他の夏大会との日程重複
ワーチャレは国内外の強豪が集まるため、本戦出場権を取ること自体がゴールではありません。予選突破後に11人制・4日間の大会へ切り替える準備も必要です。
2027年以降に挑戦するなら、いつから見る?
2026年はチーム予選が4月から、個人セレクションが6月から始まりました。
翌年度に挑戦する場合は、年明けから春にかけて大会公式サイトの「ワーチャレ予選」「選抜セレクション」の更新を確認しておくと動きやすくなります。
会場数、日程、本戦枠、参加費、年齢条件は年度変更の可能性があるため、前年情報だけで申込判断しないようにしてください。
まとめ|ワーチャレは「チーム」と「個人」の2ルートで本大会を目指せる
- 所属チームでワーチャレ予選へ出るルートがある
- 2026年チーム予選は全国9会場・計15本戦枠
- チーム予選は4種登録・2014年4月2日以降生まれ、8人制
- 予選参加費は25,000円、本戦権獲得後は別途20,000円
- 個人でワーチャレ選抜セレクションへ挑戦するルートもある
- 2026年個人セレクションは全国7会場
- 応募資格は2014年4月2日〜2016年4月1日生まれの男子・小学5〜6年生など
- 1・2次4,500円、最終合宿20,000円
- 約650人から110人が最終合宿、36人が本大会メンバーに選出
- 全日本U-12の都道府県代表制とは別の出場ルート

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