ジュニア・少年サッカーのトレーニングシューズを選ぶとき、「トレシューなら何でもいい?」「スパイクとの違いは?」「幅広の子はサイズを上げる?」と迷います。
選ぶ順番は、使う場所→足幅を含む今の足→実際のフィット→スパイクとの役割分担で考えると分かりやすくなります。
最初に「どこで履くか」を決める
トレーニングシューズは、スパイクを使いにくい場面や、練習・ウォームアップなどで使われるシューズです。ミズノ公式の現行ガイドでも、コンクリート、移動、体育館、フットサルコートなど、スパイクを使いにくい場面での利用が紹介されています。
ただし、すべてのトレシューがすべての場所に向くわけではありません。商品ごとに土・人工芝・屋内などの対応を確認します。
| 使う場所 | 確認すること |
|---|---|
| 土 | 土での使用に対応するか、靴底の耐久性 |
| 人工芝 | 人工芝対応か、グリップや接地面 |
| 体育館・屋内 | インドア用か、床を傷つけない靴底か |
チームの練習場所が複数あるなら、普段どこで何を履いているかを先に聞きます。「ジュニア用だから大丈夫」ではなく、使用面から候補を絞ります。
サイズは長さだけでなく足幅・甲・かかとまで見る
子どもの足は成長するため、少し大きめを買いたくなります。ただ、長さに余裕がありすぎると、切り返しやストップで靴の中の足が動きやすくなります。
足長だけでなく、前足部の幅、甲の高さ、かかとの収まりを確認します。横幅がきついからと長さだけを上げず、別の足幅設計や別モデルも比べます。
ASICSの足幅ガイドでも、シューズには足囲に応じた複数の靴型があることが案内されています。サッカー用では商品ごとの幅・ラスト表示を確認し、表記だけでなく試着で判断します。
「幅広だから大きめ」ではなく、幅と長さを分ける
幅広の足で横が当たると、0.5cm大きいサイズへ上げたくなります。しかし長さまで余れば、かかとが浮いたり、前後へズレたりすることがあります。
- つま先には必要な余裕があるか
- 小指側が強く押されていないか
- 甲だけが強く締め付けられていないか
- かかとを合わせたときに大きく浮かないか
長さと幅を別々に見ることで、「幅広=大きいサイズ」という選び方を避けやすくなります。
試着はサッカー用ソックスで、少し動いて確認する
普段サッカーで使うソックスを履き、左右とも試します。立っただけでなく、店頭で可能な範囲で歩く、軽く踏み込む、方向を変えるなどして確認します。
- 指先が強く当たらない
- 横幅・甲が痛くない
- かかとが大きく浮かない
- 切り返す動きで足が靴の中を滑りすぎない
- 本人が自分で締め直せる
トレシューとスパイクは「どちらが上」ではなく役割が違う
スパイクは大きめのスタッドでグラウンドをとらえる設計、トレーニングシューズは細かな突起などで足裏全体を使いやすい設計の製品があります。
チームによっては、普段の練習やウォームアップはトレシュー、試合や特定のグラウンドではスパイクと使い分けます。一方で、低学年や活動内容によってはトレシュー中心の時期もあります。
スパイクを使い始める時期は、少年サッカーのスパイクはいつから?で整理しています。具体的なスパイク選びは少年サッカーのスパイクの選び方で確認できます。
「おすすめ」は用途とフィットが合う候補から選ぶ
おすすめランキングで上位でも、使う場所や足型が合わなければ、その子にとって良いトレシューとは限りません。
- 普段の練習場所に対応する
- 今の足長と足幅に合う
- 動いてもかかとや足が大きくズレない
- 本人が履きやすく締めやすい
- 予算内で買い替えしやすい
この条件を満たした中で、ブランド、軽さ、デザイン、価格を比べます。おすすめは「人気順」ではなく「条件に合う順」で考えます。
買い替えは前と同じモデルを機械的にサイズアップしない
指が当たる、横幅が痛い、靴底が大きく減った、締めてもかかとが浮くなどの変化があれば見直します。
成長期は足の長さだけでなく幅や甲も変わります。前回と同じシリーズを0.5cm上げれば必ず合うとは限らないため、買い替えごとに試着します。
まとめ|用途→足幅→フィット→スパイクとの役割分担
ジュニアのトレシューは、まず使う場所を決め、今の足長・足幅に合うものを試着し、スパイクとどう使い分けるかを確認する。この順番なら選びやすくなります。

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