少年サッカーを始めると、「リュックは何Lあれば足りる?」「ボールとスパイク、水筒まで全部入る?」「低学年に大きすぎない?」と迷いやすいです。
結論からいうと、容量だけで決めるなら30L前後を基準に考え、荷物が少ないなら24L前後、試合や冬場の上着までまとめたいなら35L前後まで広げると選びやすくなります。
ただし、少年サッカーのリュックに「何Lが正解」という公式規格はありません。2026年10月時点のメーカー公式ラインアップでも、サッカー向けバックパックには24L・30L・35Lなど複数の容量があります。大切なのは、容量の数字よりボール・スパイク・水筒の置き場所と、子ども自身が背負って扱えるかです。
この記事では、少年サッカーのリュックを24L・30L・35L前後に分け、練習・試合・遠征で必要な容量と収納の見方を整理します。
結論|少年サッカーのリュック容量は24L・30L・35Lをこう考える
| 容量の目安 | 向いている使い方 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 24L前後 | 普段の練習、荷物が少なめ、ボールやシューズを別持ちできる | ボールを入れると着替えや水筒の余裕が減らないか |
| 30L前後 | 練習・試合を1つのバッグでまとめたい | ボール・スパイク・水筒の専用または分離収納があるか |
| 35L前後 | 試合、冬場、タオルや上着が増える日、荷物をまとめたい | 荷物を入れた状態で子どもが無理なく背負えるか |
この表はメーカー規格ではなく、現在販売されているサッカー向けバッグの容量と、実際に持ち歩く荷物から考えた購入判断の目安です。
容量を増やすと荷物は入れやすくなりますが、低学年ではバッグ自体が大きくなりすぎることがあります。空の状態ではなく、実際に使う荷物を入れた状態で背負えるかまで確認します。
まず入れる物を決める|少年サッカーの基本的な持ち物
必要な容量は、チームの持ち物ルールと「何をリュックの中に入れるか」で変わります。まず普段の練習や試合で持つ物を並べます。
- サッカーボール
- スパイクまたはトレーニングシューズ
- 水筒
- ユニフォーム・練習着
- ソックス・すね当て
- タオル
- 着替え
- 帽子や防寒着
- 雨具
- 軽食や補食
特に容量を使うのは、ボール・シューズ・水筒・冬の上着です。ボールをバッグ外のネットに付けるチーム、シューズケースを別に持つ家庭なら、必要容量は小さくできます。
小学生年代で使うボールサイズを先に確認したい場合は、少年サッカーのボールは何号?4号球のサイズ・JFA検定・選び方で整理しています。
24L前後|普段の練習中心なら候補になる
24L前後は、普段の練習で荷物が少ない子や、ボール・スパイクを別に持つ場合に候補になります。
2026年10月時点で、Nike公式のサッカーバッグ一覧には「Nike Academy バックパック(ミディアム、24L)」が掲載されています。また、24Lのトレーニングバックパックには飲料ボトル用サイドポケットや、使用済みギアを分けられる前面ポケットを備えたモデルもあります。
一方、24Lにボール・シューズ・大きめの水筒・着替えを全部入れようとすると、収納構造によってはかなり詰まりやすくなります。
- ボールは外付けまたは別持ち
- 水筒はサイドポケット
- 着替えは1セット程度
- 防寒着は別に持つことが多い
この使い方なら24L前後でも十分候補になります。逆に「全部をリュック1つにまとめたい」なら、30L以上も比較した方が失敗しにくいです。
30L前後|ボール・スパイク・水筒をまとめる基準にしやすい
練習から試合まで1つのリュックで使いたいなら、30L前後は比較の基準にしやすい容量です。
Nikeの「アカデミー チーム バックパック(30L)」は、公式説明でボールをフロントポケットに収納でき、悪天候時に使えるレインフライも備えています。容量だけでなく、ボールをメイン収納と分けられる点が少年サッカーでは使いやすさにつながります。
| 荷物 | 収納で見たいポイント |
|---|---|
| ボール | 専用ポケット・ネット・外付けができるか |
| スパイク | 泥の付いた靴を衣類と分けられるか |
| 水筒 | 倒れにくいサイドポケットがあるか |
| 着替え | メイン収納の開口部が広く、子どもが出し入れしやすいか |
同じ30Lでも、メイン収納にボールを入れるタイプと、別ポケットに入れられるタイプでは実際の使いやすさが変わります。数字だけで比較せず、収納の区切りを見ます。
35L前後|試合・冬場・荷物が多い日に余裕を持たせやすい
試合の日や冬場は、ユニフォーム、着替え、タオル、防寒着、補食などが増えます。こうした日まで1つのリュックにまとめたいなら、35L前後も比較候補です。
ミズノ公式の2026年春夏「サッカーバックパック(35L)」は約35Lで、公式に「練習や試合に使いやすく、ボールも収納可能」と案内されています。サイズはL32×W18×H50cmで、荷重を分散しやすいスプリットストラップも採用されています。
ただし35Lを選ぶ場合も、最初から満杯にする前提にはしません。バッグに余裕があると、子どもが不要な物まで詰め込みやすくなります。実際に必要な持ち物を入れて、重さと背負い心地を確認します。
低学年は「何L」より背負ったときの大きさを見る
低学年では、容量の数字だけで大きいモデルを選ぶと、バッグが背中から大きくはみ出したり、肩ベルトが合わなかったりすることがあります。
- 肩ベルトを短くしても肩から浮かない
- バッグの底が極端に下がりすぎない
- 歩いたときに左右へ大きく振られない
- 子ども自身で背負ったり下ろしたりできる
- ファスナーやバックルを自分で操作できる
「6年間使いたいから最初から最大サイズ」にすると、入学・入団直後の体格には合わない場合があります。成長を見越すことは大切ですが、今の体で安全に扱えることを優先します。
ボール収納|中に入るだけではなく定位置があるか
少年サッカー用のリュックで差が出やすいのがボール収納です。メイン収納の一番上にボールを押し込むだけだと、着替えやタオルの出し入れがしにくくなります。
- フロントのボール専用ポケット
- 外付けボールネット
- メイン収納と分かれた下部収納
- ボールを入れてもメイン開口部を使いやすい構造
ボールをリュック内へ入れるなら、濡れや泥も考えます。雨天後や土のグラウンドでは、衣類と直接触れにくい構造の方が管理しやすくなります。
スパイク収納|泥の付いた靴を衣類と分けられるか
スパイクやトレーニングシューズも、容量以上に「どこへ入れるか」が重要です。
シューズ専用スペースがあるモデルなら、泥の付いた靴とユニフォームを分けやすくなります。専用スペースがない場合は、シューズケースや袋を併用しても問題ありません。
これからスパイクを選ぶ場合は、少年サッカーのスパイクの選び方|サイズ・足幅・土・人工芝・天然芝もあわせて確認してください。トレシュー中心なら少年サッカーのトレーニングシューズの選び方で用途を分けています。
水筒収納|容量より「倒れにくさ」と取り出しやすさ
水筒は重さがあるため、メイン収納の中で自由に動くとバッグのバランスが崩れやすくなります。外側のサイドポケットに固定できるか、内側に立てて収納できるかを確認します。
夏場に大きめの水筒を使う家庭は、普段使うボトルを店頭へ持参して入るか確認してもよいでしょう。「ペットボトルは入るが、いつもの水筒は入らない」という失敗を防げます。
試合・日帰り遠征では何L?荷物が増える日を基準にする
普段の練習だけなら24Lで足りても、試合になると荷物が増えることがあります。
- ユニフォームの替え
- タオル
- 補食
- 雨具
- 冬の防寒着
- 予備ソックス
- チーム指定品
週末の試合まで同じバッグを使うなら、普段の練習ではなく一番荷物が多い日を一度再現して容量を決めます。30Lで収まるなら無理に35Lへ上げる必要はありません。30Lでは毎回パンパンになるなら35L前後を比較します。
宿泊を伴う遠征では、競技用リュック1つにすべてを入れるより、着替えや宿泊用品を別バッグへ分ける方が管理しやすい場合もあります。チームの移動方法や荷物ルールを先に確認します。
チーム指定を最初に確認|買ってから使えないを防ぐ
チームによっては、バッグの色・ブランド・名入れ・サイズなどをそろえている場合があります。特に入団直後は、個人で購入する前に確認しておくと安心です。
- 指定バッグはあるか
- ボールは各自で持参するか
- スパイクは別ケースか
- 試合時の荷物を一つにまとめる決まりがあるか
- 名前の付け方にルールがあるか
同じ容量でも、チームの運用次第で必要な収納は変わります。最初の1個ほど、購入前の確認が重要です。
購入前チェック|5つを順番に確認する
- チーム指定を確認する:バッグの指定や持ち物ルールを先に確認します。
- 一番荷物が多い日を再現する:練習ではなく試合・冬場も含めて考えます。
- 24L・30L・35Lで候補を絞る:容量は目安として使います。
- ボール・スパイク・水筒の定位置を見る:全部が「入る」だけでなく、分けて収納できるか確認します。
- 実際に背負う:荷物を入れた状態で肩・背中・歩きやすさ・自分で扱えるかを確認します。
まとめ|30L前後を基準に、容量より収納と背負いやすさで決める
少年サッカーのリュックは、何Lという数字だけで決めるより、使い方から逆算すると選びやすくなります。
- 24L前後:練習中心・荷物少なめ・ボールやシューズを別持ちできる
- 30L前後:ボール・スパイク・水筒・着替えを1つにまとめる基準にしやすい
- 35L前後:試合・冬場・荷物が多い日に余裕を持たせやすい
ただし、同じ30Lでも収納構造で使いやすさは変わります。ボール・スパイク・水筒に定位置があり、子ども自身が無理なく背負えることを最優先にしてください。

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