U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ、通称「ワーチャレ」は、日本のU-12年代と海外クラブ・海外選抜が同じ大会で戦う国際色の強い11人制サッカー大会です。
JFA全日本U-12のような「都道府県代表→全国大会」の公式選手権ではありません。2026年は、国内予選を勝ち上がったクラブ、Jクラブ下部組織、海外クラブ・海外選抜、全国セレクションで選ばれた選抜チームなど、複数のルートから40チームが本大会に参加しました。
また、ワーチャレはU-12ですが、2026年本大会の年齢条件は2014年1月1日以降生まれ。国内チーム予選では2014年4月2日以降生まれ、個人のワーチャレ選抜セレクションではさらに応募条件が異なります。
この記事では、2026年公式情報をもとに、ワーチャレとは何か、本大会の方式、チームで出る方法、個人で挑戦する方法、全日本U-12との違いを整理します。
| 項目 | 2026年ワーチャレ |
|---|---|
| 正式名称 | U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2026 |
| 開催日 | 2026年8月21〜24日 |
| 開催地 | 千葉県 |
| 本大会出場 | 40チーム |
| 本大会対象 | 原則2014年1月1日以降生まれ |
| 競技 | 11人制サッカー |
| 出場ルート | 国内予選・海外予選・招待/選考・個人選抜など |
| 2026年優勝 | Mazda GB FC(ラオス) |
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジとは?
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジは、国内外のU-12年代の強豪チームが集まる国際大会です。
2026年大会の主催は、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2026実行委員会(株式会社Amazing Sports Lab Japan)と公益社団法人千葉県サッカー協会。主管は大会実行委員会です。
第1回は2013年。初年度は12チームで開催され、FC Barcelonaが優勝しました。2026年は40チームまで大会規模が拡大しています。
2026年は8月21〜24日の4日間・千葉県で開催
2026年本大会は8月21日(金)〜24日(月)の4日間で開催されました。
- 8月21〜23日:フクダ電子フィールド/フクダ電子スクエア/JFA夢フィールド
- 8月24日:準決勝・決勝をフクダ電子アリーナで開催
最終日はスタジアム型会場で準決勝・決勝を行う構成です。
本大会は11人制|全日本U-12の8人制とは違う
2026年本大会は11人制サッカーです。
日本のU-12年代では8人制の大会が多いため、「U-12の大会=8人制」と思いやすいですが、ワーチャレ本大会は11人制です。
この違いは、ワーチャレを理解するうえで重要なポイントです。
本大会の年齢条件は2014年1月1日以降生まれ
2026年本大会の大会概要では、U-12を「2014年1月1日以降生まれ」としています。
日本の学年区切りで考えると少し違和感がありますが、大会FAQでは「ヨーロッパの学年に合わせている」と説明されています。
そのため、早生まれの中学1年生が年齢条件上出場できるケースがあります。
ただし、国内予選や個人セレクションは別の生年月日条件を設定しているため、本大会条件と混同しないように注意してください。
2026年は40チーム|国内外のさまざまなチームが参加
2026年本大会は、4チーム×10グループ、計40チームで行われました。
FC Barcelona(スペイン)、Mazda GB FC(ラオス)、PDEI UNITED(メキシコ)、台湾選抜、Myanmar U-12などの海外勢に加え、日本からJクラブ下部組織、街クラブ、国内予選突破クラブ、選抜チームなどが出場しています。
2026年大会には、鹿島アントラーズジュニア、柏レイソルU-12、ガンバ大阪ジュニア、セレッソ大阪U-12、浦和レッドダイヤモンズジュニアなども参加しました。
ワーチャレに出る方法は1つではない
ワーチャレ本大会への出場ルートは、全日本U-12のような全国共通の都道府県代表制ではありません。
- 国内のワーチャレ予選を勝ち上がる
- 海外予選を勝ち上がる
- 大会側の選考・招待などで出場する
- 個人セレクションを突破してワーチャレ選抜チームで出場する
チームとして挑戦するルートと、個人として挑戦するルートがある点が特徴です。
チームで出る方法|2026年は全国9会場で国内予選
2026年の「ワーチャレ予選」は4〜5月に、北海道・福島・茨城・東京・山梨・岐阜・奈良・広島・熊本の全国9会場で行われました。
各会場の指定上位チームに本大会出場権が与えられ、9会場合計で15チームが本大会の出場権を獲得する設定でした。
会場ごとの本戦枠は1枠または2枠で、参加枠も16または32チームと差があります。
国内予選は4種登録チームが対象
2026年国内予選の参加資格は4種登録チームです。
選手は2014年4月2日以降生まれで、本大会出場権を得た場合に8月の本大会へ参加できることなどが条件です。
本大会の「2014年1月1日以降」と国内予選の「2014年4月2日以降」は条件が異なるため、参加前に必ず当年度要項を確認してください。
個人で出る方法|ワーチャレ選抜セレクション
所属チームが本大会に出場しなくても、個人で「ワーチャレ選抜セレクション」に挑戦する方法があります。
2026年は東京、千葉、栃木、大阪、奈良、広島、福岡の全国7会場でセレクションを実施しました。
1次・2次選考を通過した選手が奈良県のナラディーアで最終選考合宿へ進み、最終的に36名が2つの選抜チームへ選ばれました。
2026年の個人セレクション応募資格
2026年のワーチャレ選抜セレクションでは、主な応募資格として次が示されました。
- 2014年4月2日〜2016年4月1日生まれの男子選手
- 将来プロ選手を目指す小学5〜6年生
- Jリーグ所属クラブの4種登録選手ではないこと
- 1・2次選考、最終合宿、本大会のすべてに参加できること
本大会の参加資格とは別条件なので、「ワーチャレに出られる年齢」と「個人セレクションに応募できる年齢」は同じではありません。
2026年は約650人がセレクションに挑戦
大会公式によると、2026年のワーチャレ選抜セレクションには約650人がエントリーしました。
最終選考合宿には110人が参加し、36人が本大会出場メンバーに選出されています。
選抜チームは「大和ハウスDREAMS」と「大和ハウスFUTURES」の2チームです。
本大会は10グループの予選リーグからスタート
2026年は40チームを4チームずつ10グループに分け、予選リーグを行いました。
各チームはグループ内で3試合を戦います。
各グループ1位10チームは決勝トーナメントへ直接進出。各グループ2位10チームと3位の成績上位2チームがプレーオフに進み、プレーオフ勝者6チームを加えた計16チームが決勝トーナメントを戦います。
試合時間はラウンドで変わる
| ラウンド | 2026年の試合時間 |
|---|---|
| 予選リーグ | 15分ハーフ |
| プレーオフ | 20分1本 |
| 決勝トーナメント | 20分ハーフ |
| 準決勝・決勝 | 25分ハーフ |
下位トーナメントも行われ、2026年大会は合計81試合が組まれました。
2026年優勝はラオスのMazda GB FC
2026年大会の決勝はMazda GB FC(ラオス)対FC Barcelona(スペイン)。
Mazda GB FCが3-2でFC Barcelonaを破り、2026年大会の優勝チームとなりました。
国内クラブだけでなく海外クラブ・海外選抜が本気で優勝を争う点が、ワーチャレの大きな特徴です。
JFA全日本U-12との違い
| 比較 | ワーチャレ | JFA全日本U-12 |
|---|---|---|
| 大会の位置づけ | 国際・民間系の全国規模大会 | JFA公式全国選手権 |
| 競技人数 | 11人制 | 8人制 |
| 出場方法 | 予選・招待・選考・選抜など複数 | 都道府県代表が基本 |
| 海外チーム | 参加あり | なし |
| 開催時期 | 2026年は8月 | 2026年は12月 |
| 優勝後 | 大会内で完結 | 全国大会で日本一を決定し完結 |
全日本U-12については、JFA全日本U-12サッカー選手権大会とは?で整理しています。
ワーチャレは「県代表を決める大会」ではない
大会名に「ワールドチャレンジ」とある通り、ワーチャレは国内の都道府県代表だけを集める大会ではありません。
国内予選を勝ち上がるクラブもあれば、Jクラブ下部組織、海外クラブ、海外予選突破クラブ、全国選抜なども出場します。
そのため「県大会で優勝すればワーチャレへ行ける」という全国共通ルートはありません。
優勝すると次の大会へ進む?
ワーチャレは本大会内で優勝チームを決めて完結します。
優勝するとJFA全日本U-12や別の上位全国大会へ自動進出する仕組みではありません。
チームで挑戦するか、個人で挑戦するか
ワーチャレを目指す方法は、大きく2つに分けて考えると分かりやすいです。
- チームで国内予選に出場し、本大会枠を獲得する
- 個人でワーチャレ選抜セレクションを受け、選抜チーム入りを目指す
それぞれ参加資格・年齢条件・費用・日程が異なります。
この違いは、次の記事「ワーチャレに出るには?チーム予選と個人セレクション」でさらに詳しく整理します。
親がワーチャレを追うときの確認ポイント
- 本大会・国内予選・個人選抜のどれを見ているか
- そのルートの生年月日条件
- 11人制か8人制か
- 国内予選の開催地と本戦枠
- 個人セレクションの応募条件
- 本大会の日程・会場・出場チーム
まとめ|ワーチャレは世界の強豪と戦うU-12国際大会
- U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジは国内外の強豪が集まる全国規模の国際大会
- 2026年は8月21〜24日に千葉県で開催
- 本大会は2014年1月1日以降生まれを基本とする11人制
- 2026年は40チーム、10グループで予選リーグ
- 国内予選は全国9会場、計15チームに本大会出場権
- 国内予選の選手条件は2014年4月2日以降生まれ
- 個人でワーチャレ選抜セレクションに挑戦するルートもある
- 2026年選抜は約650人応募→110人最終合宿→36人選出
- 2026年優勝はMazda GB FC(ラオス)
- JFA全日本U-12とは競技人数・出場経路・大会体系が異なる別大会

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