子どもの試合でコーナーキックになったとき、「ここから直接ゴールしてもいいの?」「相手はどこまで離れるの?」と迷うことがあります。
結論からいうと、コーナーキックから相手ゴールへ直接入れば得点になります。また、JFAの8人制サッカー競技規則では、相手競技者はボールがインプレーになるまでコーナーアークから7m以上離れます。
この記事では、少年サッカーを見る保護者向けに、コーナーキックになる場面、ボールの置き方、相手との距離、直接得点、オフサイド、2026/27競技規則で追加された新しい扱いまで整理します。
まず早見表|8人制のコーナーキック
| 確認したいこと | 8人制U-12の基本 |
|---|---|
| 相手は何m離れる? | コーナーアークから7m以上 |
| 直接ゴールできる? | 相手ゴールへ直接入れば得点 |
| 直接受けたらオフサイド? | コーナーキックから直接受ける瞬間は反則にならない |
| キッカーが二度触りできる? | 他の選手が触れる前の二度触りは不可 |
| ショートコーナー | 味方が一度触ってからキッカーが再びプレーする |
ショートコーナーで「少し動かして自分でドリブル」はできない
ショートコーナーは短く出すだけのプレーですが、最初のキッカーがボールを動かしたあと、誰にも触れられないまま自分で続けて触ることはできません。別の選手が一度プレーしてからキッカーが次のプレーへ入ります。
コーナーキックになるのはどんなとき?
基本は、守備側の選手が最後に触れたボールの全体がゴールラインを越え、得点にならなかったときです。
たとえば、攻撃側のシュートを守備側が触ってゴールラインの外へ出した場合は、攻撃側のコーナーキックになります。反対に、攻撃側が最後に触ってゴールラインを越えた場合は、基本的にゴールキックです。
ボールはどこに置く?近い方のコーナーエリアから再開する
ボールは、ゴールラインを越えた地点に近い方のコーナーエリア内に置きます。ボールは静止させ、攻撃側の選手がキックします。
ボールは、蹴られて明らかに動いたときにインプレーになります。コーナーエリアの外まで転がらなければプレー開始にならない、というルールではありません。
8人制では相手はコーナーアークから7m以上離れる
通常のサッカー競技規則では、相手競技者はコーナーアークから9.15m以上離れます。一方、JFAの8人制サッカー競技規則では、相手競技者はボールがインプレーになるまでコーナーアークから7m以上離れるとされています。
小学生の8人制を見ていて「テレビのサッカーより近くない?」と感じることがあるのは、この違いによるものです。ただし、実際の大会では大会要項や競技会規定が優先されるため、最終的にはその大会のルールを確認してください。
コーナーキックから直接ゴールしてもいい
コーナーキックからボールが誰にも触れず、そのまま相手ゴールへ入った場合は得点です。必ず味方が一度触らなければいけないわけではありません。
一方、コーナーキックを蹴ったボールが誰にも触れずに自分たちのゴールへ直接入った場合は、自分たちの失点にはならず、相手チームのコーナーキックで再開します。
コーナーキックを直接受けてもオフサイドにはならない
コーナーキックからボールを直接受けた選手は、その瞬間にはオフサイドの反則になりません。これはゴールキックやスローインから直接受けた場合と同じです。
ただし、その後に味方がボールをプレーした時点からは通常のオフサイド判定が始まります。オフサイド全体の見方は、少年サッカーのオフサイドを親向けに整理した記事で詳しく説明しています。
キッカーがすぐもう一度触るのはNG
コーナーキックを蹴った選手は、ほかの選手が触れる前にもう一度ボールへ触ることはできません。ボールを少し動かして、そのまま自分で続けてドリブルすることはできないということです。
ショートコーナーをする場合も、最初に蹴った選手とは別の味方が一度触ってからプレーを続けます。
2026/27では「遅延への罰」としてコーナーキックになる場面も追加
2026/27のサッカー競技規則では、通常の「守備側が最後に触ってゴールラインを越えた場面」以外にも、主審が特定の遅延を罰したときにコーナーキックが与えられるケースが追加されています。
- ゴールキーパーが手や腕で8秒を超えてボールをコントロールしたとき
- 自分たちのゴールキックを意図的に遅らせたとき
特にゴールキックの遅延については、主審が必要と判断した場合に5秒のカウントダウンを行う仕組みが2026/27で導入されています。詳しくはゴールキックの5秒ルールの記事で整理しています。
ただし、8人制や地域大会での適用方法は競技会規定で調整されることがあります。新ルールだからといって、すべての少年サッカー大会で同じ運用になると決めつけない方が安全です。
親が観戦するときは4点を見ると分かりやすい
- 誰が最後に触ってゴールラインを越えたか
- ボールが近い方のコーナーエリアに置かれているか
- 8人制なら相手がコーナーアークから7m以上離れているか
- 蹴られてボールが明らかに動いたか
まずこの4点を押さえると、細かい反則まで一度に覚えなくても、試合の流れを追いやすくなります。
まとめ
少年サッカーのコーナーキックは、守備側が最後に触ったボールがゴールラインを越えたときに与えられるのが基本です。相手ゴールへ直接入れば得点になり、コーナーキックを直接受けた瞬間はオフサイドにもなりません。
8人制では相手競技者がコーナーアークから7m以上離れる点も、11人制との分かりやすい違いです。2026/27では遅延への罰としてコーナーキックになるケースも加わったため、最新のJFA競技規則と、その大会の要項をセットで確認すると安心です。

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