少年サッカーのフリーキックで壁に攻撃側は近づけない?3人以上・1mルールを2026/27で整理

少年サッカーのフリーキックで3人以上の守備選手が壁を作り、その近くに攻撃選手が立つ場面を描いた1mルールのアイキャッチ画像

少年サッカーのフリーキックで、守備側が壁を作ったとき、攻撃側の選手が壁のすぐ横や間に立っていることがあります。どこまで近づいていいのでしょうか。

結論からいうと、守備側が3人以上で「壁」を作った場合、攻撃側の選手はボールがインプレーになるまで壁から1m以上離れなければなりません。1m未満に入ってフリーキックが行われると、守備側の間接フリーキックになります。

壁の人数攻撃側の1mルール
守備側3人以上壁から1m以上離れる必要あり
守備側2人この「壁から1m」規定は適用されない
守備側1人この「壁から1m」規定は適用されない
ボールが蹴られて明らかに動いた後1m以内へ入ってもこの反則にはならない
目次

3人以上の壁なら攻撃側は1m離れる

IFAB競技規則第13条では、守備側の3人以上の選手が壁を作る場合、すべての攻撃側選手はボールがインプレーになるまで壁から少なくとも1m離れると定めています。

壁の中へ入り込んだり、守備選手のすぐ横に張り付いてGKの視界を遮ったりする形を防ぐためのルールです。

2人の壁なら「1mルール」は適用されない

この規定の対象は「3人以上の守備側選手が作る壁」です。

守備側が2人だけ並んでいる場合には、この特別な1m規定は適用されません。ただし、相手を押す・つかむ・進路を不当に妨げるなど別の反則は通常どおり判定されます。

1mより近いまま蹴ったらどうなる?

攻撃側の選手が3人以上の壁から1m未満の位置にいる状態でフリーキックが行われた場合、相手チームに間接フリーキックが与えられます。

「やり直し」ではなく、攻撃側の違反として守備側ボールになる点がポイントです。

ボールが動いた後なら壁へ近づける

1mの距離を保つ必要があるのは、ボールがインプレーになるまでです。

フリーキックのボールが蹴られて明らかに動いた後なら、攻撃側選手が壁へ近づいても、この「壁から1m」の反則にはなりません。

寝転ぶ選手も壁の1人に数えることがある

近年は、壁の下を通すシュートを防ぐため、1人が壁の後ろで地面に横になる場面があります。

IFABの公式Q&Aでは、3人目の守備選手が壁のすぐ後ろで横になり、3人が一体として障壁を作っている場合、その選手も壁の一部として扱えると説明されています。

守備側はボールから9.15m、8人制では大会ルールも確認

一般の競技規則では、フリーキック時の相手選手は原則としてボールから9.15m以上離れます。

一方、少年の8人制では距離を7mとする競技会もあります。大会要項や8人制の規定を確認してください。

少年サッカーのフリーキックは直接ゴールできる?間接FKとの違いと8人制7mを整理で基本をまとめています。

クイックリスタートとは別の話

守備側が規定距離まで下がる前に攻撃側が素早くフリーキックを行い、近くの相手にボールをカットされた場合は、攻撃側が素早い再開を選んだ結果としてプレー続行になることがあります。

これは「3人以上の壁から攻撃側が1m離れる」規定とは別のルールです。

観戦するときは3点を見る

  1. 守備側の壁が3人以上か
  2. 攻撃側選手が壁から1m以上離れているか
  3. ボールがすでに蹴られて動いた後か

まとめ|3人以上の壁なら攻撃側は1m以上離れる

  • 守備側3人以上の壁では攻撃側は1m以上離れる
  • 2人以下ならこの特別な1m規定は適用されない
  • 違反した状態で蹴ると守備側の間接フリーキック
  • ボールがインプレーになった後は1m規定は終了
  • 壁の後ろで横になる守備選手も壁の一部になる場合がある

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